女子リーグ戦まとめ 第2弾

女子リーグ戦まとめ 第2弾

 前回の第一弾に続きまして、今回は第五戦と入れ替え戦について振り返るとともに武蔵大学女子の成績に関して考察します。さらに実際にリーグ戦に出場した選手の感想もあります。それでは、振り返って参ります。

 

5月5日第5戦(対東京電機大学戦 場所:拓殖大学レンジ 時間:午前)

入れ替え戦を除くとこの試合が、リーグ戦最終戦となりました。

この試合に勝たないと入れ替え戦に出場する事はできなくなってしまう重要な試合となりました。相手校は東京電機大学で、今年のリーグ戦同じ3部の中では、全敗していて負けられない相手でありました。

相手の調子が良いのに対して、武蔵は疲れと前週の負けを引きずってしまっていたのか調子はあまり良くありませんでした。そのため、試合は一進一退の攻防を繰り広げることになりましたが、最終的に3点差という物凄く僅差ではありましたが、勝利を収めることができました。

これで通算成績は2勝1敗となりました。

翌週5月12日の帝京大学対筑波大学の試合で帝京大学が勝利した事で、武蔵は3部2位という結果となり、2部5位との入れ替え戦に出場する事となりました。

 

5月19日入れ替え戦(対東京農業大学・日本大学戦 場所:帝京大学レンジ 時間:午前) 

前週12日は延期された第1戦の振替日であり、第1戦が記録会の予定であった武蔵は試合がありませんでした。そのため、前回の東京電機大学戦から2週間空いてしまいました。

しかし、入れ替え戦という事もあり、負けたら後がないので気持ちを切り替えて臨んでいく事が出来ました。東京農業大学は去年の入れ替え戦で戦い、日本大学は去年のリーグ戦で戦いともに負けてしまった相手であるので、雪辱を晴らす絶好の機会となりました。

チームとしては男子も応援に駆け付けたため、雰囲気は悪くありませんでした。しかし、試合としては東京農業大学とは実力差があったために前半から差を付けられて最終的に100点以上の差を付けられてしまいました。日本大学に対しては、実力が拮抗していましたが、前半で付いてしまった差を縮める事が出来ずに20点という僅差で負けてしまいました。

結果、武蔵は三校中三位という成績になりまして2部昇格する事が出来ませんでした。

点数としては、前の東京電機大学戦よりは上げましたが、2部との差は大きかったようです。

 

ここからは武蔵大学女子チームについて振り返っていきます。

女子チームは初戦4人、他の試合5人というように人数がぎりぎりでありました。

そのため、一人が低い点数を出してしまうと全体の点数が下がってしまう状況になります。

初戦の記録会は人数が4人であり、チーム内の一番低い人と一番高い人の差が250点あってしまったため、全体の平均はリーグ戦で一番低くなってしまいました。

さらにリーグ戦第3戦以降は結果として選手平均は下がっていってしまいました。

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50mに関しては第4戦をピークに徐々に点数が下がってしまいましたが、これはリーグ戦の疲れが出て来た事が原因ではないかと考えられますので、安定させていくことが出来るかがこれからの課題だと思われます。

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30mは大きく下がってしまうという結果になってしまいました。

これは試合後半に粘り切る事が、出来ていない事を表しているので、これから試合に勝っていくための課題であると考えられます。このように今年のリーグ戦は人数が少ない中、入れ替え戦に出場するという結果を得ることが出来ましたが、細かく見ていくと試合後半の粘りといった課題も多く見られました。

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※ここからは実際にリーグ戦に出場した選手の感想を載せていきます。※

本年度リーグ戦では、女子は上の入れ替え戦への出場を果たしました。

そして、2部校に食らいついていこうとするも、3部残留という結果に終わってしまいました。

本年度の反省として着目すべきは、勝利した際も、敗北した際も、相手校との点差がさほど大きく開いていなかった、という点にあると思いました。いわば全戦が接戦であり、両校のその日のコンディションやわずかなミスなどに大きく結果が左右されやすい状態であったという事が言えます。

確実な勝利には、さらなる全体の実力の底上げが必要であると思いました。また、自分たちのピークを試合にしっかりと重ねることができなかった管理の甘さというのも、今後の課題であると痛感しております。

次のリーグ戦へ向け、部員の実力の底上げをはかりつつ、より緻密な調整が出来るように今後一年間尽力いたします。

(三年生女子リーダー:小山理沙)

 

初めて参加したリーグ戦ですが、どの試合も得点は僅差であり、とても悔しい思いをしました。

自分が最後もう少し踏ん張っていれば追いついたかもしれない、もっと周りを見て盛り上げることができれば皆の得点は上がったかもしれない、とばかり考えてしまいます。

結果としては2部には昇格できませんでしたが、チームで戦うことの意味を知ることができた、いいリーグ戦だったと思います。緊張する私に上級生の方が気を楽にするよう励ましてくれて、精神的な支えがあったことによって私はのびのびと試合に挑むことができました。

来年度は、今度は自分が引っ張っていくとともに全体を.支える側の人間になり、チームに貢献できたらと思います。そして、さらに良い試合ができるよう、内面も技術面も今後しっかり鍛え上げていきたいです。

(二年生:荒井瀬理奈)

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