男子リーグ戦まとめ 第2弾

男子リーグ戦まとめ 第2弾

 大分、遅くなってしまいましたが、前回に続きまして今年の男子リーグ戦について振り返っていきます。今回は第5戦と延期された第1戦について振り返るとともに武蔵大学というチームを点数から分析していきたいと思います。

5月5日第5戦(対筑波大学戦 場所:立教大学レンジ 時間:午前)

前週の神奈川工科大学戦で今年のリーグ戦初勝利を上げてから一週間が経過しました。

第5戦は今年のリーグ戦で戦う大学の中で最も強い大学と思われる筑波大学が相手でした。

この試合を落としてしまうと2部との入れ替え戦に出場する事が厳しくなってしまう重要な試合でした。

ちなみにこの日は洋弓部OBである小田部さんが応援にいらして下さいました。

試合としては立ち上がりに関しては調子が悪くなかったですが、相手も調子がわるくなかったので徐々に離されていき、前半の50m終了時点で約60点差を相手につけられました。

後半の30mに入っても筑波大学は安定して点数を出しているのに対して自分達は波に乗り切れず、流れを引き寄せられないまま、どんどん離されてしまい最終的に150点という大差での敗北となってしまいました。

この結果、通算成績は1勝2敗となっただけでなく、同日の午後に行われた試合で成城大学が勝利した結果、2部との入れ替え戦に出場する可能性がなくなりました。

5月12日第1戦(対東京農工大学戦 場所:東京電機大学レンジ 時間:午前)

前週の結果によって、今年のリーグ戦で2部との入れ替え戦に出場する事はなくなりました。

さらに4部との入れ替え戦に出場する事もないので、この試合が今年のリーグ戦最終戦となりました。

この試合は4月7日に実施される予定でしたが、悪天候が予想されて延期されて武蔵大学はこの日に延期されました。

昨年のリーグ戦で惜敗した東京農工大学が相手でしたが、試合としては終始チームの雰囲気も良くて調子も悪くなく、自分たちの流れに引き寄せていくことが出来ました。

結果としては、相手に対しても約300点の大差をつけて勝利する事が出来ました。

さらに今年のチーム成績としては最高の点数を出せたのですが、個々に課題はあったのでまだまだ伸びていく要素はあると感じられたので、いい形でリーグ戦を終えることが出来ました。

 

ここからは男子武蔵大学というチームを点数から振り返っていきます。

下の表から分かる通り勝敗に関わる上位6人の点数の平均は多少の変化はあるものの、初戦であった第2戦の平均を下回る事はなかったです。

さらに出場した選手全員の平均は最終戦であった第1戦が最高になるという結果になりました。

これは選手層の厚みが増しているとともに選手がリーグ戦中も成長している事の結果であると考えられます。

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距離別に見ると50mはリーグ戦を通して上位6人の平均は多少の上下がありながらも点数が上がって行きました。

それよりも出場選手全体の平均の方が大きく伸びている事は選手全体の成長であると思います。

 

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しかし、30mに関しては平均が上位6人ではそこまで変化はありませんが、出場選手の平均は第3戦が最高であり、その後は伸び悩んでいるという結果になってしまいました。

出場選手全員がもう一段階点数を伸ばしていけるかが、これからの課題であると考えられます。

 

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このように今年のリーグ戦は、成果と課題が残ったリーグ戦でありました。

 

※実際に出場した三人の選手達の感想※

自分たち48代にとっては2度目のリーグ戦となりました。今年のリーグ戦も昨年同様楽しく試合ができたと思います。また、試合で自己ベストの点数を出す選手が現れるなど、各々の成長が感じられたリーグ戦でしたが、残念ながら結果としては3位で3部残留となってしまいました。各試合とも昨年以上の点数で非常に安定していましたが、あと一歩の力が足りなくて昇格できなかったリーグ戦だと感じました。

いよいよ、来年度のリーグ戦は自分たち48代にとっては最後のリーグ戦となります。

昨年、今年と悔いの残るリーグ戦でした。だからこそ来年こそは悔いを残したくないので、日々の練習を大切にして来年度のリーグ戦に挑みたいと思います。

(三年生:岩川翔太)

個人としては今回のリーグ戦を通して、試合中の雰囲気の大切さを再確認できました。選手一人一人が良い流れを作っていたことで、対戦校の雰囲気にのまれにくくなっていたことに繋がりました。そう言った意味で、今までの練習試合の反省が今回のリーグ戦で上手く生かされていたと思いました。

しかし、反省点もあると思いました。大事な局面において、まだまだ精神的に弱い部分が露呈していました。僅差で敗北した試合がその弱さをよく表していると思います。そして、リーグ戦という長期的な試合でコンディションを上手く保つことが出来なかったのも反省しなくてはいけない点です。まだまだ部全体が試合に慣れていない証拠だと思います。より強いメンタルトレーニング、万全なコンディションの維持がこれからの課題になってくると思いました。

今回、男子は2勝2敗ということで、惜しくも3部残留で終わりました。目標である6th3500点越えは達成したものの、まだまだ上位校と渡り合っていくには力不足な面が多々あります。今回の反省点を生かし、次回のリーグ戦ではよりよい結果で終われるよう、日々精進していきたいと思います。

(二年生:石澤知弥)

今回のリーグ戦で武蔵大学洋弓部男子は2部への入替戦に出ることが出来ませんでしたが、大きな収穫があったと思います。それはチームのベストスコアを出したことです。これは選手、応援が一致団結したからこそ得られたものだと思います。もちろん日頃の練習の成果もありますが、それを試合で出すためにはチームとしての団結力が不可欠だと感じました。

そして負けた試合でもかなりの僅差で戦った試合があり、悔しい思いをしました。この悔しさを糧に今年入部した新しい仲間たちと共に来年のリーグ戦では2部昇格を目指しつつ、チームの団結力をより一層高めていけるよう練習に励んでいきたいです。

(二年生:古庄一輝)

 

男子と他大学の比較に関しては次回、最終回として行います!!

最後に男子各試合の試合風景の写真も載せて置きますので、ご覧ください。2013league-danshi-2-1

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