女子リーグ戦まとめ　第3弾

　今回が女子リーグ戦まとめの最終回です。

最終回である今回は武蔵大学について振り返るのではなく、武蔵大学女子が所属する3部と上の2部の成績を見ていく事で、
今年のリーグ戦成績から女子の現状と武蔵大学女子が昇格するために必要な水準等を考えていこうと思います。

※表に関して※

3部においては、以下の通りとなっております。

各試合の点数：背景が青で赤い文字が、4th2200点以上

勝敗：赤文字は上位2校の成績

平均点数：赤が平均2200点以上

2部においては、以下の通りとなっております。

各試合の点数：背景が黒で白い文字が、4th2200点以下

勝敗：赤文字は上位2校の成績　青文字は下位2校の成績

平均点数：赤文字は平均2300点以上　青文字は平均2200点以下

まず、武蔵大学女子が所属していた3部の成績を見ていきます。

3部は他の部と違って大学数が4校であり、試合に出場する選手の人数が4人や5人と少ないため、一人が低い点数を出してしまうとチーム全体に影響が出てしまうため、成績が一試合毎に変動しやすいです。

しかし、3部1位であった帝京大学の成績を見ると安定している事から、勝つチームは安定していることが分かります。

さらに人数が少ない中、試合によっては各大学2200点前後の点数を残せている事から3部の実力は拮抗していることが分かります。

つづいて2部、まずはAブロックについて見ていきたいと思います。

2部Aブロックは四大学の一つである成城大学や二年生戦等で戦う青山学院大学など、武蔵と関わりのある大学もいるブロックです。

結果を見ていくと差が大きい結果となっています。これは、風の強い日など天候に恵まれなかった事もある事や2部でも人数が少数の所もあるという事が原因と考えられます。

しかし、それだけではないようです。

1部との入れ替え戦に出場した青山学院大学と成城大学は平均2300点を出しているのに対して、一橋大学のように平均2200点以下の結果になっている大学が3校ある事が分かります。

加えて、3校とも平均2200点以下という成績は3部の帝京大学や我が武蔵大学よりも低い結果であります。

2部であっても大学によっては人数が少ない所もあるため、実力差が存在している事が良く分かる結果となっています。

つづいて2部Bブロックについて見ていきたいと思います。

2部BブロックもAブロックと同じように学習院大学や法政大学等、武蔵と関わりのある大学が多いブロックであります。

このブロックは学校数が5校であるため、3部との入れ替え戦に臨むのは最下位のみとなっています。

成績を見ていくと各大学とも2300点を一試合は出しています。

さらに最下位となってしまった日本大学以外の四校は平均点数が2300点を超えた成績となっている事から分かるように2部Bブロックは高いレベルの戦いでありました。

今年の2部はAブロックとBブロックで結果に差はありました。ですが、Aブロック・Bブロック両方に共通しているのは上位の大学と下位の大学の実力に差があることです。加えて、2部の下位は3部とそこまで変わらない成績となっている事が分かります。

ここまで、2部・3部の成績に関して見てきました。

結果を見ると武蔵大学女子のリーグ戦における成績は2部下位と遜色のない成績である事から2部昇格を目指して実現させることは可能な水準にあることが良く分かりました。

ですが、2部下位と遜色のない成績であっても昇格できるわけではありませんし、実際に2部に昇格してすぐに降格しては意味がありません。

それには、2部で安定して戦っていく事が出来る成績を出せるようになることが必要です。

その為には、最低でも2200後半から2300は求められます。この事を踏まえますと武蔵大学女子は今年の成績から4th合計の平均を50～100点上げないといけない事が分かります。これは簡単なことではありません。

一試合であれば、調子が良ければ、出すことは可能です。

しかし、リーグ戦は長期間に及び、入れ替え戦で勝たないと昇格は出来ないため、調子を維持して点数を出していく事が求められます。

これらを踏まえると武蔵大学女子と2部の差は決して小さくはないことが考えられます。

この差を縮めていくには、練習による体力強化とメンタルトレーニングを行う事による全体の点数底上げが必要となってくることが、良く分かりました。

これで、2013年リーグ戦女子まとめは終了です。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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